ウエイトトレーニングは筋力を鍛えるだけではない
こんにちは熊本市九品寺のパーソナルジムT-Lab(ティーラボ)です。
本日は「パーソナルトレーニング」でほとんどの方がイメージするであろう、ウエイトトレーニングについての見解を書いていきます。多くの場合筋肉を鍛え、筋肉を大きくする「筋肥大」を連想するかと思います。
もちろん自分好みの身体のシルエットにするためにウエイトトレーニングを行うことは大正解ですしT-Labでもおすすめしております。
筋力はその人の筋肉の断面積に比例するので、シルエットを特に考えなくてもよいアスリートのトレーニング段階にも筋肥大期というものは存在します。
ではスクワットで20㎏しか持てなかった方が、50㎏持てるようになったとき、それは筋肥大と筋力アップの恩恵でしかないのか?
答えは『NO』です。
ここがウエイトトレーニングの神髄とも呼べるところではないかと思います。今回は神経系の適応の話は、今回は割愛させて頂きます。
今回はT-Labらしく動作が効率的に行われることにより、重量物が効率的に動かせるようになる。
この恩恵の大きさを話していこうと思います。
我々人類は進化の過程で二足歩行を選び、圧倒的な移動能力を得ることにより、食料を求め移動できた為繁栄をしてきました。一見野生のチンパンジーの方が人類より逞しく、移動能力も高そうに思いますが彼らは人類のように長距離の移動には向きません。
彼らは四足歩行だからです、実際にハイハイをしてみるとかなり体力や筋力を使うのを実感できるはずです。
四足歩行は二足歩行の8倍のエネルギーが使われるからです。
二足歩行は重心が高く安定性に欠け、パワフルではないものの、重心をコントロールすることにより人類は効率よく身体を動かせるのです。
なぜここでウエイトトレーニングを引き合いに出すかというと、身体の一部の筋力がただ強いだけで効率的に動けないと大きな力は出せないし、エネルギーを多く使ってしまいます。
体力は無限にはありませんから、疲れてしまったり、怪我の原因になってしまいます。高負荷のウエイトトレーニングをする際に効率的に動けないと怪我の原因になるどころか、小さな負荷しかかけることができない為、トレーニングの効率も悪くなってしまいます。
T-Labでは運動学習理論の原理原則に則り、より簡単で低負荷な状態から運動をしていきますので、運動初心者の方にもピッタリです。しかし筋肥大トレーニングにはより非効率的に動くことによりトレーニングを進める方法もあります、そちらはまたの機会に