スクワットで脚が太くなる?そんな方はご覧ください

皆さんこんにちは熊本市中央区九品寺のパーソナルトレーニングジムT-Lab(ティーラボ)代表の髙木です。

本日はスクワットをして脚がやたらと太くなってしまう原因についてお話したいと思います。
特に女性に多いのですが、トレーニング前のカウンセリングの際に
「私はスクワットをすると前腿の筋肉がすぐ太くなってしまうんです」とのご意見を頂くことがあります。
あからさまにフォームが悪く足が太くなってしまっているのであれば簡単ですが、そうではない方も存在しますし。画像のようにランニングしているだけで脚が太くなってしまう方も存在します。

フォームはそんなに悪くないのに脚が太くなるなんて、スクワットを避けたい気持ちは分かりますが
『スクワットには問題はない』というのが私のトレーナーとしての答えです。

スクワットをして意図的ではないのにも関わらず前腿がやたらと発達してしまう原因はスクワット自体に問題があるのではなく。その方が限定的な筋肉を日頃から過度に使用してしまっている事に問題があります。

そういった方は筋肉の使われるパターンが少なく一部の筋肉に疲労が蓄積し腰痛や肩こり等の不調をお持ちの方も多いです。
自分の使いやすい筋肉のみを使ってしまい、弱い筋肉とのコントラストが大きくなってしまっている状況であり、脚が太くなっている方に話を聞くと「立っているとふくらはぎや太ももが疲れる」と良く聞きます。
普段から使ってしまっているので単体で見ると筋力は高いので、スクワット等の高閾値運動では使ってしまうのですが、極端に使ってしまうので、他の筋肉とのバランスが取れず太くなってしまうというわけです。

長距離エリートランナーの脚は細いですが同じ動作を行っていても、様々な筋肉の使われ方をしているので速く長く走る事ができます。

極端な筋肉の使い方をエクササイズのみではなく普段の生活でしてしまうと、バランスの悪さや疲労から不調も招いてしまうわけです。問題を解決するためにはスクワットのフォーム改善だけではなく、筋肉の使われるパターンや動作の多様性を増やし、局所的に筋肉を使ってしまう身体の使い方から脱却していく必要がありますね。