トレーニングに必要な筋の収縮様式

こんにちは熊本市中央区九品寺のパーソナルジムT-Labトレーナーの髙木です
本日はトレーニングに必要な筋の収縮様式について説明していきます。
収縮様式の使い方の理解がなければ、パーソナルトレーニングを提供することはできないくらいの
概念であり、一般のトレーニーやダイエット目的の方でも覚えておくと便利な原理原則であります。

一般的な筋力トレーニングで使われるのは3種類の筋収縮様式で、
①コンセントリック収縮(CON)
②エキセントリック収縮(ECC)
③アイソメトリック収縮(ISO)
です。
写真のアームカールで例えると①のCONはダンベルを持ち上げて筋肉が縮んでいる段階、②のECCはダンベルを降ろしながら筋肉が引き延ばされる段階、③のISOは肘を曲げてダンベルを静止させている段階です。

この3種類のうち、一番最初に疲労してくるのは①CONであるので、トレーニングをするとまず持ち上げる事が困難になってきます。アームカールの限界の重さを10㎏とすると、①CON10㎏②ECC14㎏③ISO12㎏まで耐える事ができるので、先にダンベルが持ち上がらなくなるわけです。
なのでより大きな負荷と疲労が必要になる筋肥大を目的とする場合は②ECCに重きを置いたトレーニングを行う必要があります。
また③ISOは筋活動の認知向上に向いている為、対象筋に効いているかわからない方やリハビリ
①CONは各スポーツのパフォーマンスアップトレーニングに使われることが多い収縮様式であります。

トレーニング目的に合わせて収縮様式にも、拘ってみてはいかがでしょうか?