プランクのそれってどうなの?

こんにちは、熊本市中央区九品寺のパーソナルジムT-Labです。
皆様は「プランク」というエクササイズはご存じでしょうか?トップ画像に載せていますが、最近だとプランクチャレンジなどで流行ったエクササイズだと思います。チャレンジではダイエット等での、お腹の引き締め効果を狙ったものだと思いますが、皆様の中には学生時代の部活動なんかで1~3分程度やらされていた方もいると思います。あれキツイですよね(笑)
しかし、あのきつかったプランク。
果たして意味はあったのでしょうか?
パフォーマンストレーナー的な判断でいくと、あまり良いエクササイズではありません。
「体幹トレーニングは大事だ」「体幹がないと」「体幹があるから安定する」
こういった事を聞いたことがある方も多いとは思いますが、結論をいうと、身体を安定させるもしくはコンタクトに耐える為にプランクのような体幹を固定させるエクササイズをしても効果はありません。
なんならボディメイクやダイエットでの引き締め効果も薄いかもしれないです。

なぜか?
プランクを行う際にメインターゲットになるのは腹筋群だと思いますが、プランクの体制に入って8秒ほどで、肩や脚の筋肉に負荷が分散されます。分散されるということは、狙っていた腹筋群に対する負荷は小さくなりますし1分もできてしまうような負荷ではウエイトトレーニングとしての効果も低いのが1点。
2点目、ここがパフォーマンスにかかわることですが、安定させる事と固定する事は意味が違って、もし力で固定したとしても安定することはありません。揺れる電車の中で全身に力を入れたとしても動揺に耐えることができるでしょうか?
恐らく無理です。
体幹の安定性は固定することではなく、動きの中でタイミングよく体幹が機能する事だからです。
また哺乳類が速く力強く動く際、背骨はうねり、体幹はしなやかに活動します。そんな中で体幹を固定してしまうトレーニングばかりしてしまうと。背骨の動きを阻害してしまう癖がついてしまうかもしれません。
体幹の安定性は力ではなくタイミング。
エクササイズは色々ありますが、T-Labでは動画のようなエクササイズ行っております。
ご参考にされてください。

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