体幹は力ではなくタイミング
こんにちは熊本市中央区九品寺のパーソナルジムT-Labの髙木です。
今日は体幹とバランスについて書いていこうと思います。
バランスというと皆様は、平均台だったりバランスボールなどで安定して動作できる能力だと思われると思います。
その認識で大丈夫です。国語辞典だと釣り合いや均衡の意味で記されております。
しかし、お客様に不安定な状況でバランスをとってもらうと、歯を食いしばったり全身に力が入ったりすることが多く見受けられます。意識的に体幹部に力を入れてバランスを取ろうとする方もいらっしゃいます。
それでバランスはとれるのでしょうか?
答えはNOです。
例えば揺れる電車の中でグッと力を入れたところで、動揺に対し抵抗することは難しいです。
仮にアスリート級の筋力があったとしたら堪えることはできるかもしれませんが。
そういう方は動きながらバランスをとることはできないし、そして何より疲れてしまいます。
なぜか?
我々人類は直立二足歩行を選択した際に、四つ足の動物と違い安定し筋力を使う戦略ではなく
不安定だが重心をコントロールさせ効率よく移動する戦略をとったからです。
その為人類は四つ足の動物と比べ長距離をエネルギーロスの少ない状態で移動することができました。
結論、人類がバランスをとるためには体幹部の剛性のような力での制御以外に、体幹の反射性(タイミング)やそれを持続させる能力が必要となります。
そのような能力を向上させるには下の動画のようなトレーニングが必要となります。
ゴルフでスイングが安定しない方や、ダイエットやボディメイクでウエイトトレーニングのフォームが上手く掴めない方などにもおすすめしています。
T-Labでは、ウォーミングアップでこのようなエクササイズを取り入れることが多いです。
是非お試しあれ