背骨の機能で脚の太さが変わる?
皆さんこんにちは、熊本市中央区九品寺のパーソナルジムT-Lab(ティーラボ)代表の髙木です。
さて今回は前回に引き続き、脚の太さに関しての投稿です。
前回の投稿もご覧ください↓↓
皆様の中にも普通に生活しているだけなのに、太ももの前やふくらはぎが太くなってしまっている方はいるかもしれません。前回の投稿だと動作の選択肢が少ない事で、日頃から局所的な負荷が掛かってしまうとの説明をしましたが、今回は局所的に負荷が掛かってしまう原因の一つである、背骨(胸郭)の衝撃吸収機能についてお話したいと思います。
人間の背骨は横から見ると通常S字に湾曲しており、重力に抵抗し衝撃を吸収する役割を担っています。衝撃を吸収しているといっても歩行するだけで、太ももの前「体重の4~6倍」ふくらはぎ「体重の6.5~8倍」程の衝撃荷重を受けています。
この衝撃が大きければ大きいほど、日常生活での筋肉に対する負担は大きくなるわけですが、背骨に適度な柔軟性がなく固まってしまうと衝撃吸収機能が低下し、下肢への負担は増えてしまう結果、余計な筋肥大や脚の疲れ、ひどくなると膝の故障のような問題も出てきます。
ストレッチやマッサージ等、筋肉に向けてやってしまいがちですが骨格にもっと目を向けてケアしていく事も必要ですね。