健康維持にスタンディングデスク?

皆さんこんにちは熊本市中央区九品寺のパーソナルトレーニングジムT-Lab(ティーラボ)代表の髙木です

「座りすぎ」が健康上不利益になる研究等は数多くありますが、私たちの周りには「座らざるおえない環境」が極めて多いです。

今回は日本人小学生を対象にスタンディングデスクを用いた授業を8か月行い、デスク導入が児童に及ぼす影響について検討することを目的とした研究の紹介を致します。

参考文献 小学校学級における長期的なスタンディングデスクの導入が児童の座位活動パターンに及ぼす影響
2019 笹川スポーツ研究助成研究結果報告書
2019rs_44.pdf (ssf.or.jp)

この研究ではデスクを使う以外でも測定計器を児童に装着し、デスク導入前後の座位活動の変化を観察する。また児童のデスクへの主観的な態度の調査を実施しています。

結果は学校外での座位時間に変化は見られなかったが、1日の総座位時間は200分程減少した。
77.2%の児童が「これからもスタンディングデスクを使いたい」と回答し、主観調査では立っても疲れにくくなった、脚の筋力がUPした感じがある等の感想がありました。

これに関しては、立っているだけで筋力UPしたというより、立位でいることで座位姿勢時のネガティブな影響を受けることなく、立位動作自体のスキルや抗重力筋が程よく活性化し、それが授業以外での身体活動の増加に繋がったのではないか?と私は思います。

8割の児童が使いやすいと回答しているスタンディングデスク

オフィスで使ってみるのも良いかもしれませんね。